駄文

本と映画と音楽

déraciné

昨日に引き続き大学に行った。パソコンのパスワードを聞いて無事にログインできた。履修登録をした。1年の時にサボりまくったせいで、4月からは地獄みたいな時間割になってしまった。

時々SNSとかで勉強頑張ってますアピールをたくさんしてる同級生を見かける。悪いことじゃ無いし、凄く真面目な人なんだろうけど、きっと友達にはなれない。彼は趣味が無い人で、勉強熱心な学生時代を送って、卒業してからは真面目に仕事に取り組む社会人になるんだろうな。

俺が間違ってるのは100も承知だけど、学業、仕事を自分のステータスにしてるヤツ。「趣味はアニメを見ることです!それ以外は何もありません!」ってヤツは駄目だ。 病気だ。

授業抜け出して煙草吸ったり、歩いて他の県まで行ったり、バイトバックれてパチンコ打ったり、まったく面識の無い怪しい人とお酒を飲んだり、徹夜で麻雀打ってボロ負けしたり、後になって何も残らないことをするのも悪く無いと思う。

「中途半端なことばかりするくらいなら大学なんか辞めちまえば良い」「授業についていけないから辞めちまおう」…そんなことを言うヤツは分かってない。中途半端なことばっかして、授業とか休むようになって、周りと見比べて疎外感を感じて、夜になったら「こんな暮らしも長く続きはしないんだろうな」とか考えるのくらいが丁度良い。

近状

引っ越しのバイトを始めてから早起きになった。早く起き始めてからは嫌なことを考える頻度が減った気がする。日光のチカラは偉大だ。

次年度の授業を選択しに大学にわざわざ出向いたが、自分のパソコンのIDもパスワードも覚えていなかった。春休みは人をいくつか退化させるようだ。4月に入るくらいには俺は溶けてなくなってるかもしれない。

高校の後輩君(在学中に世話をした覚えはないから厳密には後輩では無い)と飯を食べに行った。庶民の味方100円寿司。彼はミッシェルとゆらゆら帝国が好きらしい。少し俺と趣味が似てる気がした。次のスタジオで発光体を合わせる約束をした。亀川千代さんのベースラインは美しい。

高校に入ってから文字を書く習慣がほぼなくなっていた。4年ぶりくらいにきちんと文字を書こうとしたら漢字がほとんど書けなくなっていた。それで4年間生きてこれたからまあいいんじゃないかな。そう思いながらとりあえずノートを買った。買ったは良いが何を勉強すれば良いんだろうか。

仲の良い教授から電話が来た。「前期の単位が芳しくないから後期からあまり休むな。午前中の授業ばかりサボるな」とのご忠告。わざわざ直接電話してくるとは、良い心がけじゃないかと労いの言葉をかけたが、母に電話をしてみても電話にでなかっただけらしい。労いの言葉を返して頂きたい。

確かに後期はあまり授業に出なかった。次学年からの学費を稼ぐ為にバイトをしたり、精神的にダメージが来ることがあり放浪に出たり、意味もなく夜な夜な歩き回ってみたり、怪しい大人と呑みに行ったり、忙しい時期だった。100%自分の過失だが認めない。断じて認めない。

そもそも朝から大学に行くという文化が気に入らない。朝8時に起きる意味が分からない。学校も仕事も13時〜17時までくらいじゃダメなんだろうか。

少しだけ言い訳がしたい。

親父が居た頃、良く夜中に夫婦喧嘩がはじまり、けっこうな頻度でモノや罵声が飛んできたり、母に置いていかれそうになったことがある。母は否認するし、幼少期の頃の記憶だから言及はしないが、一時期知らない人のいる家に置いてかれた気がする。トートロジーになるが、言及はしないし怨みもしてない。親が殺したり、子が親を刺すニュースが最近多いが、事情があって育てられないなら、親が子供を捨てても良いと思う。そっちの方が幸せになれる時もあると思う。なんなら、子供が親を捨てれる様な法律が出来れば良いのにな。

脱線した。

そのトラウマか分からないが、暗い場所、静かな場所で一人で眠ることが出来ない。眠れても魘されて起きる。大体明るくなるまで起きてる(最近はテレビを爆音でつけながら、電気をつけて眠ることを学習した)。

脱線ついでに話すが、よくライブでの出演者やお客さんに機嫌が悪く見られるが、純粋にライブハウスが得意じゃないだけ(暗いし狭いし人が多いし少し怖い)。ライブは好きなんだし、誤解されないように振舞わないとな。

添い寝してくれるヤツが欲しいなとか考えてみたが、そんな可愛らしいことを言う様な面じゃないし、野郎が何を言ってるんだって話だ。今日は飼っているウサギを抱いて眠ろうかと思ったが、全力で噛まれた。冷たいヤツに育っちまったなぁ。

乱文

部屋をめちゃくちゃ綺麗に掃除した。後輩君の忘れ物、大量の頭痛薬、身に覚えのない大量の線類が出てきた。部屋が少し広くなった気がした。ベッドをおいた。これで安眠できたら嬉しい。

春休みに入ってから、することが無さ過ぎる。バイトしてるかスタジオに行くかの日々。あまり芳しい傾向とは言えない。「明日はアレがしたい」と考えるばかりで実行ができない。目が覚めたらお昼。起きてバイトへ。このまま死体になるんじゃないかと錯覚してしまう。

将来のことを少し考えてみる。自分が働いてる姿が想像できない。多分、サラリーマンとか公務員とか普通の仕事は出来ない気がする。根気が無さ過ぎるから。ならば一層のことヤクザにでもなってみようかと想像してみたり。カリートの道スカーフェイス、最高に格好良い。だがしかし、度胸がないからチャチなチンピラ辺りで終わりそう。やがて歳を取り、ギャンブル狂いの老害へ。完。

一度切りしかない人生。一発当ててみたい欲もある。「サラリーマンとか飲食業ってゲームでいうところの脇役だよな」友達の言葉を思い浮かべたりする。幸せのレベルなんざ本人次第だが、確かにその通りな気がする。

ミュージシャン。ベースを弾くのは大好き。しかし、いかんせん俺には負けん気が足りない気がする。先輩には追いつけず、周りには追い抜かれ、のたうちまわってるだけの俺がプロにはなれない。そして致命的に下手。
漫画家。画力が無い。想像力が無い。
小説家。読むのは好きだし、職業に出来たら最高だが、きっと太宰治とか中島らもの二番煎じになりお開き。

自分のしたい事もなくこのまま死ぬのだろうか、とか考えてると憂鬱になるから出来ることをしよう。明日出来ることはゴミ出しくらいか。毎週木曜はゴミの日。