駄文

本と映画と音楽

under my skin

ART SCHOOLってバンドが好き。大好き。たまらなく好き。中学生の時に初めて聴いて以来、ずっと聴き続けてる。飽き性で捻くれ者の俺にしては珍しい。多分、一生聴き続けると思う。
ART SCHOOLの中でunder my skinって曲のベースラインがたまらなく格好良い。俺の感性が若干狂ってるからかもしれないけど、イントロのベースラインを聴いただけで号泣するレベルで格好良い。
F・C(onE)・Am・G・G(微妙に違うかも)の繰り返しで、そんなに難しいことをしてる訳でも無いけど、休符の入れ方とか、音の伸ばし方が凄く格好良い。1つのお話を聴いてるように錯覚してしまい、曲を聴き終わったら感傷的な気持ちになる。こんなベースラインは他の曲にはないかもなぁ。
蛇足になるけど、under my skinの歌詞の元ネタって村上春樹ノルウェイの森だよね。ロリータキルズミーの歌詞も太宰治の斜陽だった気がする(うろ覚え)。あと、水の中のナイフもタイトルは映画のknif in the woterからとったのかな。こうやってゆっくり音楽を聴いてみると作曲者の好きな本とか映画が分かって楽し、その人が今までどんな音楽を聴いてきたのか分かる(曲の構成が◯◯に似てるとかは野暮だからわざわざ書かない)。いつか、木下さんとゆっくり話して見たいなぁ。
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コーラス

ベース用のコーラスを買った。ヤマハの古いヤツ。中古屋で2000円くらいで売られてた可哀想なヤツ。保健所の犬を見てる気分になって何故か買ってしまった。
残念ながら俺はコーラスとかディレイとか空間系を使う曲をする機会がないから、無理やりねじ込んで行こうと思う。嫌われ者ベーシストに一歩近づいた。

冬が嫌いで

中学生になって、高校生になって、大学生になって、少しずつ、目に見えないくらい少しずつだけど、段々俺が嫌いなタイプの人間になっていく。自分が今何をしたいのか、自分が何を好きなのかも分かっていない。
多分、小学生の時の俺が今の俺を見たら迷わず手首を噛み切ると思う。むしろ殺してくれても構わない。でも、自分で死ぬことは未だ出来ないでいる。弱虫毛虫鋏虫である。虫呼ばわりしてくれて結構。しかし、殺虫剤はやめて欲しい。
天気が悪いとロクでもないことばかり考えてしまっていけない。
雪が溶けたらしばらく旅行をしよう。哲学堂公園に行きたい。

My Vloody Valentine

楽器をしてるからまあ当たり前な話なんだけど、音楽を聴くのが好き。好きなジャンル的にはオルタナとかシューゲイザーとかグランジ。(いかにも暗いヤツだな)
俺と同じ好みの方は1月にはthe novembersを思い出して、2月にはMy Vloody Valentineを聴いてみたりするはずッ!(the cabsの2月の兵隊でも可)
マイブラは素晴らしい。女性ボーカル、爆音、囁くような声。初めて聞いた時に格好良すぎて失神しそうになったのはいい思い出。
今から、鹿を轢き殺しにいくので、サヨウナラ。

清く正しく

 今日は色々あった。世の中には漫画みたいなことが沢山起きてて、そこに巻き込まれたら戻ってこれないことが分かった。そして、ギリギリで躱してたつもりが、実はダメージを受けていることもあるらしい。器の大きいヤツは「社会勉強になったな」くらいで済むが、生憎ながら俺は小心者だから未だに震えが止まらない。願わくは清く正しく生きて死にたいなと。

すばらしきこのせかい

買ってしまった・・・。

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元々DSで出たんだけど、最近になってアプリで出たらしい。基本的にゲームに興味を持たない&すぐ飽きる俺が中学生の時にどハマりしたゲーム。改めてしてみると凄い懐かしい。音楽が増えてる気がするのは気のせいかしら。

しかし、懐かしい。嗚呼懐かしい。中学時代に懐かしさを覚える程度には俺も歳を取ったのかなぁ。

今からバイトってのがすごい憂鬱。3時間のためだけに遠出させられたってのも気に入らない。今日はヤケに煙草が進むなぁ。
 

中島らもへ愛を込めて

 小学生の時に赤川次郎の「吸血鬼は良き隣人」を読んで、そこから有栖川有栖、ハロルドアダムズ、アガサクリスティ等、推理小説にはまっていった。(我ながら凄く嫌な小学生だ)

 歳を取って中学に上がり、推理小説に少し飽きてきた時期に入ってきて、石田衣良乙一村上春樹…いわゆる本を読むのが好きな人が通る道を通る。今考えてみたら、中学生の時の俺よりも小学生の俺の方が、大人びた趣味をしてる気がするのは何故だろう。

 中学後半から高校前半にかけて、周りの本を読むのが好きな人達が上記の作家さんから恩田陸有川浩伊坂幸太郎等の爽やかな作品に手を出し始めた頃には、なぜか周りに合わせれず、フィリップ・K・ディックにどハマりしていた。「流れよわが涙、と警官は言った」は今でも夢に見るほど好き。

  趣味とか生活環境が変わっていき、ここ2年くらいは中島らもに心酔している。「好きな作家は中島らもです。」というと、国語の教師をしている人や真面目な40代主婦は嫌な顔をするだろう。もちろん当然聞かれても答えるつもりは12mgもない。しかし、綺麗なだけの文を書く人よりも、自分の焦燥感とか汚い部分をさらけ出すことができる人の方が、俺は心から信頼できる。綺麗な言葉だけしか話せないロボットなんてあまりにもつまらなすぎる。


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